「テーラーについて」特別講義

2013.12.07 Saturday2013リテールプランニングコース
こんにちは
12/5に「テーラーについて」の授業内特別講義が行なわれました。






講師は、
エイフ株式会社 銀座 英國屋 工房
水沼 貴裕 先生





「学生の頃は先生になりたかったんですよ、こうして講師をやることになって夢がひとつ叶いました。」と、水沼先生。



テーラー業界の現状として、モーニングやタキシードの技術者が世界的に少なくなっていることを指摘していました。
仕立て屋さんで働くテーラーさんは誰もが作れるものだと思っていたので驚きました。




テーラーさんの仕事は"物"を作ること。
仕立て屋さんには大きく4つのフェーズがあり、

営業(販売員さんのこと)

フィッター(お客様を採寸係)

カッター(生地を切る人のこと)

テーラー(物に仕上げる)

というもの。
テーラーさんの中にも"上着を専門とする、パンツを専門とする"といったようにわかれていると聞き、テーラーさんやカッターさんにも細かくわけるとたくさんあるんだと思いました。





途中には「背広」という言葉の語源についての話も挟みつつ、これは知っておいたほうがいいんじゃないかな?という会社の紹介もしてくれました。

・背広
諸説ある中で、モーニングコートの背幅が細身で狭いのに対し、背幅が広かったから背広と呼んだ、仕立て職人の慣用語から一般化したという説が有力ということでした。

・スキャバルhttp://www.scabal.co.jp/) 
英国王室御用達、生地にダイアモンドや金が練り込まれているような特注ものも取り扱っている。


ドレスカットや、ラペルの幅でネクタイの幅が決まるという話も面白く、勉強になりました。







座学での講義の後は実演。
人間の体に綺麗にはまるように”くせ"をとる作業を見せて頂きました。
先生はアイロンひとつで手際良くされていたのですが、実際はすごく難しい作業で、「しっかりと”くせ”をとれるようになるまでに最低半年はかかる」と言われているそうです。



若いうちにはなかなか手に触れることのないしっかりと仕立てられたモーニングやタキシード。
ご自身の結婚するときに仕立てたものを私たち生徒に触れさせてくれて、とても勉強になりました。



とても貴重なお話ありがとうございました。



銀座 英國屋(http://www.eikokuya.co.jp/
 





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文化服装学院 ファッション流通科2年
       リテールプランニングコース
三原 豪

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